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運用のコストを考える

今回は、金融資産運用におけるコストの重要性について確認させていただきます。


一般的に証券会社や銀行の窓口、一部のIFA(金融商品仲介業者)で投資信託を購入する場合、最大3%程度の販売手数料がかかるケースがあります。また、保有期間中残高に対して一定の信託報酬と呼ばれる費用がかかり、高いものでは年2%程度となる場合もあります。


一方で、ネット証券や一部のIFAと呼ばれる販売チャネルでは販売手数料をゼロにしているケースもあり、そちらで信託報酬が年1.5%の投資信託を買った場合との運用結果を比較してみましょう。


下図のように、信託報酬控除前のリターンを年率4%と仮定して1千万円を20年間運用した場合、受け取り金額(税引き前)には200万円以上の差が生じます。

運用コストの違いによるリターンへの影響


運用コストは運用成績と異なり、毎年必ずマイナスに働く要因です。金融商品を購入する際には、是非ご確認をお願いいたします。

【ご留意事項】
各金融商品等へのご投資には、それぞれ所定の手数料をご負担いただく場合があります。金融商品等には価格の変動などによる損失を生じる恐れがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向けの資料をよくお読みください。


【本資料について】
本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたものです。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いいたします。本資料は、信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成したものですが、正確性、完全性を保証するものではありません。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製または販売などを行うことは固く禁じます。



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