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仕組債の購入には十分ご注意ください

仕組債とは、債券にスワップやオプションなどの金融派生商品を組み合わせたもので、①非常に高い実質手数料、②大きなリスクに見合わない見かけ上の利率、③途中売却が困難、などの問題点が指摘されています。条件や仕組みが複雑で、その危険度が分かり難いため、多くのトラブルに繋がっています。


金融庁は、2022年5月に公表した『資産運用業高度化プログレスレポート2022』の中で、仕組債のうち一定の規模を占めるEB債(他社株転換可能債)を取り上げ、「高い実質コストが、図表のリスク・リターン比の悪さにつながっている」と分析しています。


また、8月末に公表された『2022事務年度金融行政方針』において「仕組債は複雑な商品性を有しているため、顧客によっては理解が困難な上、実際にはリスクやコストに見合う利益が得られない場合がある」と指摘し、モニタリングを強化する方針です。くれぐれも仕組債の購入にはご注意ください。

【ご留意事項】
各金融商品等へのご投資には、それぞれ所定の手数料をご負担いただく場合があります。金融商品等には価格の変動などによる損失を生じる恐れがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向けの資料をよくお読みください。


【本資料について】

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